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2025.09.25(木)

リフォーム入門|壁紙(クロス)張り替えのタイミングと選び方

壁紙リフォームのタイミングとポイント

 

壁紙の張り替えは、実は比較的スムーズに進むリフォームの一つ。短期間でイメージを一新できるのが、壁紙リフォームの大きな魅力です。
機能性の壁紙を取り入れることで、汚れにくく、快適で、長持ちする住まいを実現でき、お家の資産価値を高めることにも繋がります。

 

[ 目次 ]

  1. 時期別|壁紙リフォームのタイミングとポイント
  2. 壁紙の機能について
  3. 部屋別|おすすめの壁紙タイプ
  4. 壁紙の種類が多すぎて選べないときは?
  5. 壁紙リフォームの流れ
  6. まとめ

 

 

時期別|壁紙リフォームのタイミングとポイント

 

壁紙(クロス)は、お部屋の中でも大きな面積を占めるため、汚れや劣化が目立ちやすい場所です。一般的に張り替えの目安は「5〜10年前後」といわれますが、ライフスタイルによって必要な時期は異なります。
年数にかかわらず、剥がれや汚れ、劣化が目立つ時は、早めの張り替えがおすすめです。

 


 

 

築3〜7年目|子育て・共働きファミリーに多いお悩み

 

新築から数年が経つと、生活の跡が少しずつ壁に現れます。特に子育て中のご家庭では、子どもの手垢や落書き、シールの跡が気になることも。共働き家庭の場合は掃除にかける時間も限られており、気づいたときには壁の汚れが取れなくなっていた…という声も少なくありません。

この時期の張り替えポイントは「汚れに強いタイプ」や「お手入れがしやすいタイプ」の壁紙を選ぶこと。汚れ防止タイプなら水拭きでサッと落とせるため、掃除の負担を減らすことができます。

 

✅CHECK LIST

  • 壁のあちこちに、子どもの手垢や落書きがついている
  • シールを剥がした跡が残って、見栄えが悪い
  • 毎日の掃除が追いつかず、汚れが落ちにくくなってきた
     

▷ 当てはまる項目があれば、お手入れがしやすい壁紙へ張り替えを検討するのがおすすめです。

 

 


 

 

築5〜10年目|料理やペットによる傷やニオイが気になる時期

 

毎日の料理による油や煙の影響で、キッチンやダイニングの壁紙が黄ばんだり、ニオイがしみつくことがあります。また、暮らしにペットが加わると、引っかき傷やトイレまわりのニオイが気になることも多いでしょう。 この時期の張り替えポイントは「消臭機能」や「防汚・耐久性」に優れた壁紙を選ぶこと。

キッチン周りには撥水性のある壁紙がおすすめで、油汚れも拭き取りやすくなります。ペット対応のタイプは傷に強く、消臭効果のあるタイプを選ぶと快適さが長持ちします。家族とペットが心地よく過ごすために、機能性のある壁紙をうまく取り入れてみましょう。

 

✅CHECK LIST

  • キッチンやダイニングの壁が黄ばんでいる・油汚れが落ちにくい
  • 部屋に入った瞬間、生活臭がこもっている気がする
  • ペットのひっかき傷などが壁に残っている
  • ペットトイレまわりのニオイが気になる
     

▷複数当てはまる方は、消臭機能や防汚性のある壁紙に張り替えることで快適さが長続きします。

 

 


 

 

築8〜12年目|お部屋全体をリフレッシュ!売却準備にも効果的

 

築10年前後になると、壁全体の色あせや小さなキズが目立ち始め、部屋全体が古びた印象になってきます。売却や賃貸に出す予定がある場合には「第一印象を良くするための壁紙リフォーム」が効果的です。

この時期の張り替えポイントは「空間全体のトーンを整えること」。 白やベージュなど明るい色に張り替えると、お部屋がぐっと広く感じられます。さらに、リビングや寝室にはアクセントクロスを取り入れると、最新の住宅のようなおしゃれな雰囲気に。将来の資産価値を意識するなら、清潔感とデザイン性を両立した壁紙選びが重要です。

 

✅CHECK LIST

  • 部屋全体の壁が色あせ・黒ずみで古びて見える
  • 細かいキズや剥がれが気になり始めた
  • 来客時に「お部屋が暗い」と感じることがある
  • 売却や賃貸に出す予定があり、第一印象を良くしたい
     

▷ 当てはまる場合は、空間全体のトーンを整える張り替えがベスト。明るい色で統一しつつ、アクセントクロスでおしゃれな雰囲気に演出すれば、お部屋の印象がぐっと変わります。

 

 

壁紙の機能について

 

壁紙の機能には様々なタイプがあり、シーンに適した壁紙を選ぶことで、お部屋をより快適な空間にすることができます。ここでは、代表的な壁紙の種類をご紹介します。

 

 

汚れや傷に強いタイプ

 

汚れや傷に強いタイプ

 

✨機能例:耐久、防汚 など
 

傷や手垢、擦れにも強く、水拭きで簡単に汚れを落とせるものが多いため、日常の掃除やメンテナンスがラクに。ペットのひっかき傷の対策としてもおすすめです。

 

 

快適空間をサポートするタイプ

 

快適空間をサポートするタイプ

 

🍃機能例:消臭、抗ウイルス、抗アレル など
 

空気中の菌やニオイを抑え、快適な室内環境を維持できます。生活臭やアレルギー対策としても効果的で、子ども部屋や寝室、ペットのいる空間にも安心して使用できます。

 

 

カビや結露を抑えるタイプ

 

カビや結露を抑えるタイプ

 

💧機能例:調湿、防水・撥水 など
 

カビや湿気による壁の劣化を防ぎ、清潔で快適な空間を長く保ちます。浴室まわりやトイレ、玄関など湿気の多い場所に向いています。

 

 

部屋別|おすすめの壁紙タイプ

 

壁紙は「どの部屋で使うか」によって選び方が変わります。部屋の用途に合った壁紙を選ぶことで、機能性とデザイン性を両立できます。
ここからは、部屋別におすすめの壁紙タイプをご紹介。機能についてはメーカーによっても様々なものがあるので、お部屋の用途や重視するポイントに応じて選んでみてください。

 

 

 

リビング

 

リビング

 

家族が集まるリビングは、快適さと清潔さを保てるかどうかが大切です。ペットと暮らすご家庭なら、ひっかき傷に強いタイプや、消臭・防汚機能付きの壁紙を選ぶと安心。毛や汚れも拭き取りやすく、いつでも清潔に保てます。
さらに、抗アレルや抗ウイルス機能を持つ壁紙を選べば、空気環境もより安心に。小さなお子さまや家族の健康を守る工夫にもつながります。 丈夫でお手入れしやすい素材を選ぶことで、家族もペットものびのび過ごせる空間になります。
 


💡おすすめの機能
耐久、抗ウイルス、抗アレル、消臭 など



 

キッチン

 

キッチン

 

キッチンは油はねや水はねで壁が汚れやすい場所。一般的な壁紙では汚れが落ちにくく、掃除に手間がかかってしまいます。そこでおすすめなのが、耐水性・防汚性に優れたタイプの壁紙です。
汚れがつきにくく、拭き掃除だけでサッときれいになるため、毎日の片付けがぐっとラクになります。明るい色味の壁紙を選ぶと調理スペースが見やすくなり、清潔感あふれるキッチンを演出できます。
 


💡おすすめの機能
耐久、防汚、消臭 など



 

トイレ・洗面所

 

トイレ・洗面所

 

歯みがきや手洗いによる水の飛び散りや、湿気が気になる場所。実はお悩みが多い場所だからこそ、壁紙にひと工夫を。
防汚性、防水・撥水性に優れた壁紙なら、サッと拭くだけでお手入れが完了。調湿や消臭のタイプを取り入れれば湿気やニオイ対策になり、いつでも清潔で心地よい空間を保てます。家族みんなが気持ちよく使えて、来客時も安心な環境づくりが叶います。
 


💡おすすめの機能
耐久、防汚、抗ウイルス、抗アレル、消臭、調湿、防水・撥水 など



 

子ども部屋

 

子ども部屋

 

遊び盛りの子どもがいる家庭では、壁に落書きをしてしまったり、手垢や汚れがつきやすいもの。防汚・耐久性の高い壁紙なら、壁が汚れるのを気にせず思いきり遊べます。さらに抗アレル・抗ウイルス機能があれば、健康面でも安心です。
掃除の手間を減らしつつ、子どもが安全に過ごせる空間を作ることができます。
 


💡おすすめの機能
耐久、防汚、抗ウイルス、抗アレル など



 

玄関

 

玄関

 

帰宅時や来客時に最初に目に入る玄関は、家の印象を左右する大切な場所。毎日出入りするだけで靴の砂や雨水で汚れやすく、家の中の空気が滞留しやすい場所でもあります。
そんな玄関の壁紙は、汚れやこもりがちなニオイ・湿気を意識して選ぶのがおすすめです。お客さんも気持ちよく迎えられる、清潔で爽やかな空間に整えることができます。
 


💡おすすめの機能
耐久、防汚、調湿、消臭、防水・撥水 など


 

 

壁紙の種類が多すぎて選べないときは?

 

|1|まずは「機能」で絞ろう 

 

カタログを見ても種類が多すぎて迷ってしまう…という方も多いはず。そんなときは、まず「色」よりも「機能」で絞るのがおすすめです。キッチンなら汚れ防止、洗面所なら調湿、といった具合に、用途を基準に考えると決めやすくなります。

 

 

|2|デザインは「大きめのサンプル」で検討しよう

 

色やデザインを決める際は、できるだけ大きなサンプルを見て検討することをおすすめします。
色味の印象は日光や照明の影響でもが大きく変わるため、カタログの小さいサンプルだけでなくA4サイズなど大きめのサンプルがあると安心です。インテリアを含めた全体像をイメージすることが大切です。

 

 

|3|一部だけ変える「アクセントクロス」もおすすめ

 

すべての壁を変えるのではなく、一部をアクセントクロスにする方法も人気です。リビングの一面だけ色を変えるだけで、ぐっとおしゃれな雰囲気に仕上がります。また、アクセントクロスの面積は、全体の壁面のうち2〜3割程度にとどめるのが理想的です。
さらに、リフォームを検討するタイミングで補助金が実施されていれば、費用負担を軽減できます。国の制度は年度ごとに予算や申請期限が設けられることが多いため、早めに申し込みを検討するのが賢い選択です。

 

 

壁紙リフォームの流れ

 

  1. 問い合わせ・相談


    まずはリフォーム会社に相談し、現状の悩みや希望を伝えます。


     
  2. 現地調査・打ち合わせ
     

    担当者が自宅を訪問し、壁の状態や採寸を行います。壁紙を選ぶ際は実物のサンプルを見ながら、家族の生活スタイル、雰囲気を考慮して、理想の空間をイメージしましょう。


     
  3. 見積りの提示・契約
     

    選んだ壁紙と施工範囲に基づき、費用の見積りが提示されます。施工日や作業時間、家具の移動など、家族のスケジュールに合わせて計画します。納得できたら契約へ。


     
  4. 施工
     

    養生など下準備が済んだら施工スタート。6畳くらいのお部屋であれば、1日以内に完了するのが一般的。3LDK程度であれば、全体の工期は1週間程度で済む場合が多いです。


     
  5. 確認・引き渡し
     

    壁紙の仕上がりをチェック。浮きやしわ、色ムラなどがないか確認します。施工後は家具を戻し、部屋を整えればリフォーム完了です。

 

 

まとめ

 

壁紙の劣化やお部屋の雰囲気づくりにお悩みの方は、壁紙の張り替えで快適なお部屋にリフォームしてみませんか?
ワウハウスでは、壁紙の張り替えをはじめとしたリフォームのご相談を無料で承っております。まずはお気軽にお問い合わせください。

 


リフォームのご相談・お見積りは無料です